財務デューデリジェンス(財務DD)によるM&Aのリスクマネジメントが成功のポイント。
税理士法人MFM(四大監査法人出身の公認会計士在籍)

アルフレッサホールディングス㈱は、アポロメディカルホールディングス㈱(子会社)の株式を取得することにより完全子会社化すると6月25日に発表。

アポロメディカルホールディングス㈱は、1991年の創業から調剤薬局事業を展開。
2008年には、自からの申し出により株式を売却(65.9%)し、アルフレッサホールディングス㈱の子会社となった。
アルフレッサホールディングス㈱は、M&Aによりシナジー効果が期待できると判断した。

今回の株式の追加取得により、アルフレッサホールディングス㈱の完全子会社となる。
調剤薬局事業の基盤強化およびガバナンス強化を目的としたM&Aとしている。
アポロメディカルホールディングス㈱は、北海道の薬局1店舗において2013年6月~2019年4月までの71ヵ月間の調剤報酬請求のうち薬歴の改ざんによる不正請求が14,404 件あり約6百万円の自主返還を行い、また当該店舗以外の店舗における 2014年1月~2019年4月までの64ヵ月間においても約67百万円の自主返還金額を行ったという経緯がある。

なお、取得価額は非公開となっている。

コラム「医院・歯科クリニックのドクターから見たデューデリジェンスの注意点」
コラム「【医院・歯科】クリニック開業時の融資に成功する創業計画書の書き方とポイント」
コラム「【医院・歯科】クリニック開業に成功する診療圏調査」

税理士法人MFM
M&A財務デューデリジェンス(財務DD)部門