先ほど中小企業庁のHPを見ていたら「経営力向上計画策定・活用の手引き」が
ちょうど本日改定されて、平成28年11月15日版が出ていました。
ざっと見たところ主な変更点はこんな感じでした。
①変更申請の際の提出書類の記載が追加
変更申請を出す場合に必要な書類が具体的に記載されました。
②事業分野別の提出先の記載が追加
医薬品製造業の提出先が厚生労働大臣、建設業の提出先が整備局、有線テレビジョン放送業と電気通信分野の提出先が総合通信局、鉄道車両・同部品製造業の提出先が運輸局と記載されました。
③日本政策金融公庫による低利子融資の記載が追加
経営力向上計画が認定されている場合の日本政策金融公庫の新しい融資制度がすでに出ていましたが、手引きにもその融資制度が記載されました。
④経営力向上計画を提出している会社は補助金が優先採択される記載が追加
経営力向上計画が認定されている場合、ものづくり補助金等の採択の際に加点ポイントになりますので、手引きにも記載されました。
実務上の取扱いが変更されたということではなく、記載がより詳細になっています。
税理士法人MFM