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財務デューデリジェンス(財務DD)によるM&Aのリスクマネジメントが成功のポイント。
税理士法人MFM(四大監査法人出身の公認会計士在籍)

機械装置の財務デューデリジェンス

大企業のM&Aの財務デューデリジェンス(財務DD)の具体的手続については書籍等を参考にすればいいのですが、内容が厚く中小企業のM&Aでは不要な手続も多く書かれているためかなり読みにくくなっています。このコラムでは中小企業のM&Aを想定し、貸借対照表(B/S)の機械装置の財務デューデリジェンスのチェックリストを記載しています(機械設備の時価評価(バリュエーション)については割愛しています)。

機械装置の財務デューデリジェンスのチェックリスト

財務デューデリジェンス(財務DD)
固定資産の実査を実施しているかどうかを確認する
工場を巡回し主要な機械装置の現物を確認するとともに、設備の稼働状況や遊休資産の有無を確認する
建設仮勘定が長期に渡り滞留していないことを確認する
重要な会計方針である固定資産の減価償却方法を把握する
減価償却計算が適切になされていることを確認するためオーバーオールテスト(OAT)を実施する
減損の兆候の有無を把握し、減損損失が適切に計上されていることを確認する

中小法人では、業績が悪いと機械装置の減価償却費を計上していない(又は調整されている)場合があり、貸借対照表において適切に評価されていないことがあるため計算チェックが必要です。

コラム「勘定科目別の財務デューデリジェンスのチェックリスト」

なお、中小企業庁の公表している財務デューデリジェンスのチェックリストでは「減価償却方法、評価の妥当性や将来予定されるコスト(土壌汚染、建物の修繕・現状回復費等)、(不動産については)担保提供の状況、重要な有形固定資産の視察 等」を一般的な調査項目としています。

機械装置の財務デューデリジェンスの実務

機械装置の財務デューデリジェンスの実務についてはこちらのYoutube動画で説明しています。

金融機関、仲介会社の方へ

税理士法人MFMでは、金融機関や仲介会社の担当者の方からの財務デューデリジェンス(財務DD)のご相談を無料で受け付けています。デューデリジェンス費用を安く抑えたいという方から相見積りのご依頼を受け、最終的に弊社で実施させて頂いたところ、20分の1以下の費用にできたこともありますので、お気軽にご相談下さい。

コラム「デューデリジェンスとは。その費用の相場」

会計事務所、税理士事務所の方へ

初めてM&Aの調査業務をされる会計事務所様や税理士事務所様からのご相談も承っています。クライアント様の情報を頂くことなく財務デューデリジェンスや企業調査を実施させて頂きますので、同業ですが安心してお任せ頂けると思います。決算書や申告書のチェックは先生が実施されて足りないと思われる部分だけお手伝いさせて頂く方法など、柔軟的な対応も可能です。

M&Aの実施を検討されている方へ

M&Aの調査である財務デューデリジェンス(財務DD)は財務諸表監査の知識と経験があり、財務的なリスクを見抜ける能力に長けている公認会計士に依頼する方が安心です。
税務デューデリジェンス(税務DD)は税の専門家である税理士に依頼するのがよいでしょう。
税理士法人MFMではM&Aのデューデリジェンスの経験が豊富な公認会計士・税理士の有資格者によるデューデリジェンスを行っています。
どれだけ小さい案件のM&Aであっても四大監査法人出身の公認会計士がデューデリジェンス業務を監督しているため、安心してお任せ頂けます。
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サービス案内「簡易財務デューデリジェンス・簡易税務デューデリジェンス」

税理士法人MFM
M&A財務デューデリジェンス(財務DD)部門