財務デューデリジェンス(財務DD)によるM&Aのリスクマネジメントが成功のポイント。
税理士法人MFM(四大監査法人出身の公認会計士在籍)

 

穴吹興産株式会社(香川)は、セコム株式会社の子会社のセコムホームライフ株式会社(東京)をM&Aにより100%子会社化すると10月26日に発表。セコムホームライフ㈱の子会社のホームライフ管理株式会社(東京)は孫会社化されることになる。

分譲マンション事業を展開する穴吹興産㈱の2020年6月期の分譲マンションの地域別契約戸数は次のようになっており、九州、中国、四国の順に多くなっている。

地域契約戸数(戸)割合(%)
四国33419.3
中国50028.9
近畿1277.4
九州59334.3
その他17510.1
合計1,729100.0

一方、セコムホームライフ㈱は首都圏を中心に分譲マンション事業を展開していた。

事業の選択と集中を進めるセコム㈱と、事業規模の拡大を狙う穴吹興産㈱の思惑が一致する形のM&Aとなった。

セコムホームライフ㈱は、あなぶきホームライフ㈱に商号を変更する予定となっている。

適切なデューデリジェンスを実施し妥当な金額を算出して決定しているが、取得価額は非公表としている。

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M&A財務デューデリジェンス(財務DD)部門